オムロン ヘルスケアとジェイアイエヌは7日、メガネ型デバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」をプラットフォームとしたヘルスケア分野での共同開発プロジェクトを発足した。両社が共同開発したデバイスは2016年春に製品化される予定だ。

JINS MEMEとは、ジェイアイエヌが2014年5月に発表したメガネ型デバイス。三点式眼電位センサーと六軸センサーによって眠気や集中度、体のバランスなどの情報を取得し、ユーザーはスマートフォン上で確認できる。発売は2015年春。

このたびのプロジェクトは、オムロン ヘルスケアの生体計測・解析技術をJINS MEMEに用いた拡張型デバイスを共同開発するというもの。頭部の24時間センシングの実現によって、潜在的な病気やケガを早期に察知し、健康管理に活かせる「先制医療」の発展に貢献できるとしている。

2015年春に発売されるJINS MEME。疲れや眠気を可視化してくれる

テンプルエンド部分(バチ先)。周辺機器との接続も可能になるという