オンキヨーマーケティングジャパンは11日、アナログ音源の再生品質にこだわったマニュアルレコードプレーヤー「CP-1050」を発表した。発売は2015年1月下旬。価格はオープンで、推定市場価格は50,000円前後(税別)。

CP-1050

CP-1050は、マスタークオリティでアナログ音源を楽しめるように、再生品質にこだわって開発されたアナログターンテーブル/レコードプレーヤー。駆動には正確かつ滑らかな回転が得られるクォーツロック・ダイレクトドライブ方式を採用する。そのほか、共振を抑えるアルミダイキャスト製プラッター、軽針圧カートリッジに対応する高感度トーンアームを装備するなど、アナログレコード音源を忠実に再生するための基本性能を充実させた。

モーター部には減速機構を持たない超低速ブラシレスDCサーボモーターを採用して振動の発生を軽減し、正確な回転を実現できるようにした。また、電流波形を見直して滑らかな電流でモーターを駆動させることで、ダイレクトドライブの弱点とされるコギング現象の緩和を実現した。アーム部には高い追随性を持つ高感度スタティックバランス式S字アームを採用、アームエレベーション機構の装備で針先の上げ下げもスムーズに行える。

ターンテーブル部は、回転数が33 1/3rpmおよび45rpm、ワウ・フラッターが0.15%以下、S/N比が60dB以上、起動トルクが1.0kgf-cm/A以上。アルミダイキャスト製ターンテーブル(直径305mm)を採用する。

トーンアーム部は、有効長が230mm、オーバーハングが15mm、トラッキングエラー角が3度以内、針圧可変範囲が0~4g、適合カートリッジ重量が15~20g(ヘッドシェル含む)。

カートリッジはMM型で、負荷抵抗が47kΩ、出力電圧が2.5mV±3dB、針圧が3.5g±0.5g、交換針がDN-105ST、カートリッジ重量が5g、ヘッドシェル重量が10g。

サイズはW450×D367.5×H158mm、重量は8.6kg、消費電力は4W。出力インタフェースにはRCA金メッキ出力端子を採用。ラバーマット×1、ヘッドシェル/MMカートリッジ×1、EPレコード用アダプター×1、ダストカバー×1、ダストカバー用ヒンジ×2、アース付ピンケーブル×1などが付属する。