大手キャリアの3分の1の料金で日本の市場に変化を

記者説明会には、楽天 代表取締役副社長の島田亨氏が登壇。「低価格だけれど高品質なサービスを展開してきたい」とアピールした。大手キャリアの提供するサービスの3分の1ほどの料金で、高品質なデータ通信・音声通話を提供していきたいと説明する。また、ゲストとして招かれたファーウェイ・ジャパン副社長の呉波(ごは)氏は「楽天グループとともに、日本のSIMロックフリー市場に大きな変化をもたらしていきたい」と挨拶した。

楽天の島田亨氏(写真左)と、ファーウェイ・ジャパン副社長の呉波氏(写真右)

楽天モバイルでは、これまで「ZenFone 5」(ASUS製)とのセットプランを提供してきた。しかし、利用者からは「端末のラインナップをもっと増やして欲しい」との要望が寄せられてたという。そうした声を受け、今回の端末拡充となった。なお、2015年2月にも新たなスマートフォンとのセットプランを追加する予定があるという。

楽天カフェでも受付を開始

このほか、東京都渋谷区の楽天カフェには、新たに端末の展示コーナーと申し込み窓口を設置。窓口では新規の申し込み、MNPの申し込みの両方に対応する。島田氏によれば「購入前に実機に触りたい」という利用者の声を反映させたものだという。

実機のタッチ&トライコーナーの様子。端末には「楽天でんわ」をはじめとするアプリがプリインストールされていた

カフェスペースの奥には、申し込み窓口が設けられている