マカフィーは3日、Androidスマートフォン向けの詐欺・迷惑電話対策アプリ「マカフィー セーフ コール」(以下セーフ コール)を発表した。4日からKDDIの「auスマートパス」会員向けに提供を開始し、今後はNTTドコモ向けにもサービスを提供する予定。加えて、ソフトバンク向けにも提供を目指して交渉を行っているという。

「マカフィー セーフ コール」の画面。左の電話から着信があり、右の端末側で番号を照合して詐欺電話と判断。赤色のアラートが表示された

セーフ コールは、詐欺電話、迷惑電話に使われている電話番号のリストから、着信番号を検証して警告を表示するAndroidスマートフォン向けのセキュリティアプリ。危険と判断された番号に対しては、自動で着信を拒否するといった機能も備えている。

振り込め詐欺などの被害額は今年1~10月で450億円を突破し、昨年の過去最悪を更新した

こうした電話は平均で1日30件あり、1億3,000万円の被害に上るという