新しいFire HDとFire HDX 8.9が登場

アマゾンのタブレットシリーズ、Fire HDにも新製品が登場した。6インチと7インチのFire HDニューモデルと、新しいFire HDX 8.9だ。

Fire HDニューモデルは100万画素以上の高精細ディスプレイと1.5GHzのクアッドコア・プロセッサーを搭載。以前のバージョンより画面が明るく鮮やかになり、滑らかなビデオ再生やゲームの動作を実現している。そして高性能ながら、6インチ版は税込11,800円、7インチは税込16,280円とお手頃だ(どちらもAmazon.co.jpでの販売価格)。

一方、高性能モデルである新しいFire HDX 8.9は、2.5GHzクアッドコア・プロセッサーを搭載。また、Fire HDXでは初めてDolby ATMOSを搭載したことで、包み込まれるような立体的なサウンドが体感できる。こちらは税込40,980円。

Fire HDニューモデルはブラック、ホワイト以外にもピンク、シトラス、ネイビーと5色のボディカラーがある

Fire HDX 8.9は忠実な色彩の表現だけでなく、本の色をより本物の紙のように表示する

Fire HDX 8.9で利用できる新サービス「Mayday」とは?

そして、Fire HDX 8.9一番の特徴は、テレビ電話を使ったサポートシステム「Mayday」が利用できること。これは画面内にあるMaydayボタンをタップするだけで、専門知識を持ったAmazon.co.jpが画面に現われ、ビデオ通話を通して画面の遠隔操作や、画面に印をつけることで操作方法の説明を行なうというもの。

もともとアメリカで1年前にスタートしたサービスだが、11月4日から日本で提供されるという。この「Mayday」は年中無休・24時間のサポートを無料で利用可能で、画面に専門スタッフの顔は表示されるもののユーザーの様子はスタッフ側に表示されないため安心して利用できる作りになっている。

実際に「Mayday」でスタッフを呼び出したところ。顔がウィンドーに表示される