「楽天モバイル」の端末はプリインアプリの少なさが魅力

「楽天モバイル」がSIMフリー端末として販売するのは28日にASUSが発表した「ZenFone 5」。同端末は、5インチSIMフリーAndroidスマートフォン。プロセッサにQualcomm Snapdragon 400、内蔵メモリは2GBを搭載した端末となっている。なお、ストレージ容量は8GBとなる。端末代は税別26,400円。

「Zenfone 5」

端末価格。24回の分割も可能

そのほかの端末の特徴として三木谷氏は、プリインされているアプリが少ないことを挙げている。「Android端末であればメーカーがユーザーのことを思って入れているネイティブのアプリがあるが、実際にはメモリをたくさん使用してしまう、アンイストールしたくてもなかなかできないということがある。楽天モバイルの場合は、楽天でんわ、Viber、楽天ゲートウェイという3つのアプリだけがプリインストールされている。そのためサクサク動くし、バッテリーも長く持つ」と魅力を解説した。

「Viber」や「楽天でんわ」などをプリインする

「Zenfone 5」は、「楽天モバイル」の第1弾であり、今後SIMフリースマートフォンのラインナップを拡充させていくという。また、三木谷氏は販売台数目標を1,000万台に設定したと話し、「楽天カードの会員数は1,000万を超えている。それに加え楽天市場の情報を使って簡単に購入できる、MNPによって番号を変えずに購入できる、それからガラケーを使っているユーザーにとっても安価で購入できるということで、この販売目標は現実的な設定なのではないかと思っている」と目標クリアに自信を見せた。

発売に合わせ初月無料など、様々なキャンペーンも用意する