UQコミュニケーションズは27日、下り最大110Mbpで提供中のモバイル通信サービス「WiMAX 2+」について、2015年春からキャリアアグリゲーションを導入し、下り最大220Mbpsに高速化すると発表した。

キャリアアグリゲーションは複数の電波を同時に使用する技術で、通信の高速化や安定化、効率化を図ることができる。同社は現在WiMAXに利用している周波数帯域30MHzのうち、20MHzをWiMAX 2+へ割り当てるとともに、すでにWiMAX 2+で利用している20MHzと合わせた計40MHzで、下り最大220Mbpsを実現する。

これにともない、下り最大40Mbpsで提供しているWiMAXの最大通信速度は、2015年春から順次、下り最大13.3Mbpsに低下する。同社はWiMAXユーザーに対し、契約解除料や登録料、端末代などが無料となるWiMAX 2+への移行キャンペーンを実施する予定。

WiMAXで利用している周波数のうち、20MHzをWiMAX 2+に割り当てる