サンディスクから廉価版SSD

サンディスクの2.5インチSSD「Ultra II」は、先月発売が開始された「Extreme PRO」の下位モデルとなる。シーケンシャルリードは最大550MB/s、ライトは同500MB/s。価格は120GBが8,000円前後、240GBが13,500円前後、480GBが24,000円前後、960GBが43,000円前後とコストパフォーマンスが高く、人気となりそうだ。

サンディスクの「Ultra II」。120GB~960GBの4モデルが発売に

コントローラはMarvell製だという。7mm厚でスペーサも付属する

コントローラは非公表だが、ショップの情報によるとMarvell製だという。「nCache 2.0」技術により、データ転送速度と耐久性を最適化。廉価版のSSDでは、低容量モデルの性能が大きく落ちる場合が多いが、Ultra IIは120GBモデルでもそれほど低下しないのが特徴的だ。各モデルのデータ転送速度は以下の通り。

容量 960GB 480GB 240GB 120GB
シーケンシャルリード 550MB/s
シーケンシャルライト 500MB/s
ランダムリード 99000IOPS 98000IOPS 91000IOPS 81000IOPS
ランダムライト 83000IOPS 80000IOPS

SAS 12Gb/s対応の高耐久HDD

Seagateの「Enterprise Capacity」は、データセンター向けの3.5インチHDD。インタフェースは、高速なSAS 12Gb/sをサポート。年間550TBという、デスクトップ向けHDDの10倍の稼働負荷に耐えることが可能だ。入荷したのは容量2TBの「ST2000NM0034」で、オリオスペックでの価格は25,920円。

Seagateの「Enterprise Capacity」(旧名称は「Constellation ES」)

高速インタフェースのSAS 12Gb/sに対応した。回転速度は7,200rpmだ