手ぶれ補正がすごいと噂のカメラについても試してみたのだが、残念ながら短時間ではほとんど効果はわからなかった。わざとブラしてみたりしたのだが、iPhone 6とiPhone 6 Plusで明確な違いは感じ取れなかった。もう少し長く使うか、歩きながらビデオ撮影などをすればわかりやすいのかもしれない。いずれにしても、iPhone 6のカメラでも十分優秀だということだ。
また、機能面が増して、iOS 8から露出補正が行えるようになったことは大きい。これまで筆者は露出とピントが別々に設定できるカメラアプリを利用していたのだが、これでまたひとつ、純正アプリがサードパーティの機能を食ってしまった。タイマーやタイムラプス撮影については後日、試してみることにしたい。
以上、外観と触り心地、ライターとしての視点からの機能をざっくりとしたファーストインプレッションでお届けした。全体としてiPhone 6はこれまでのiPhone 5sからの正統進化、iPhone 6 Plusは大きさも使用感も別物に進化しているという印象だ。従来通りの用途で使うならiPhone 6を、画面の大きさに明確なアドバンテージを感じるならiPhone 6 Plusを選べば間違いないだろう。