では、「iPhone 5s」と比較してみよう。まずは OS、ディスプレイ、サイズ・重量について。

機種名 iPhone 6 Plus iPhone 6 iPhone 5s
OS iOS 8 iOS 8 iOS 8(対応)
サイズ 158.1×77.8×7.1mm 138.1×67.0×6.9mm 123.8×58.6×7.6mm
重量 172g 129g 112g
ディスプレイサイズ 5.5インチ 4.7インチ 4.0インチ
ディスプレイ解像度 1920×1080ピクセル 1334×750ピクセル 1136×640ピクセル

まずは、ディスプレイが大型化したことで、大きく変わるのは、表示領域だ。ディスプレイの表示領域はiPhone 6がiPhone 5sよりも38%、iPhone 6 Plusが88%広くなる。ディスプレイでは、「iPhone 6 Plus」にはAndroidスマートフォンでは、珍しくなくなった「フルHD」ディスプレイを搭載。「iPhone 6」も含めディスプレイ解像度が大幅にアップしたことで、ディスプレイの名称が「Retinaディスプレイ」から「Retina HD ディスプレイ」に変更されている。

サイズが変わったのも非常に大きなポイントだ。「iPhone 6/6 Plus」がディスプレイの大型化に伴って一回り以上大きくなっているが、厚さは薄くなっており、大きさの割にスリムになる。ただし、重量は、大型化したぶん両機種ともに重くなっており、特に「iPhone 6 Plus」は60gも重くなっている。「iPhone 5c」が132gなので、重量感は相当増す。OSはiPhone 5sもiOS 8に対応することで、iOS 8の新機能の利用は可能だ。