ライカカメラジャパンは9月4日、レンジファインダー式デジタルカメラ「ライカM-P」を9月13日に発売することを発表した。ライカストアにおける価格は税込1,058,400円。ライカ Mをベースにバッファメモリ容量を2倍にするなどの強化を図った製品だ。

ライカM-P ブラックペイント

8月22日に発表されたライカM-Pは、ライカ Mの設計をベースに、2GBのバッファメモリを搭載して速写性を高めたほか、液晶カバーにサファイアガラスを採用し耐久性を強化した。デザイン面では、正面の赤いライカロゴマークを省き、トップカバー上部にトラディショナルな筆記体のロゴを刻印した。

本体色はブラックペイントのほか、シルバークロームも用意されるが、シルバークロームは後日の発売となる。発売に先がけて、9月6日からライカストア8店舗(銀座、東京、二子玉川、大丸東京、そごう横浜、京都、大丸心斎橋、松坂屋名古屋)にてブラックペイントが展示される。

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光学ファインダーは大型ブライトフレームファインダー(パララックス自動補正機能付き)で、倍率は0.68倍。本体サイズは約W139×D42×H80mm、重量は約680g。焦点距離の異なるレンズのフレーミングエリアを表示する「フレームセレクター」機能によって、28mmと90mm、35mmと135mm、50mmと75mmの3組6種類の構図をレンズ交換なしに確認できるようになった。

以下の仕様はライカ Mを継承しており、マウントがライカMマウント、撮像素子が有効2,400万画素・フルサイズのLEICA MAX 24 MP CMOSイメージセンサー、対応感度がISO200~ISO6400/拡張ISO100、シャッタースピードが60~1/4,000秒。

ライカM-P シルバークロームは後日発売