KDDI、沖縄セルラー電話は、7月1日より新料金プラン「カケホとデジラ」の先行キャンペーンを実施している。田中社長は、「KDDIでは、選べる料金体系を用意した」とアピール。他社が提供するデータシェア型の料金プランでは、家族のひとりが使いすぎてしまうようなことが起こるが、KDDIのプランであれば個人が自由なデータライフを満喫できるとし、「KDDIならでは」の特長を紹介した。

auスマートバリューを絡めることで、競争力を増している

「au WALLET」は、わずか41日間で300万契約に到達。田中社長は、「KDDI史上最速で達成した」と報告。ちなみにauスマートパスでは、300万会員に達するまで255日かかったという。「au WALLET」の狙いについては「オンライン(ネット)と、オフライン(リアル)の両方の市場で、売り上げの拡大を図っていく」と解説している。

「au WALLET」は、わずか41日間で300万契約に到達。オフライン市場での売り上げ拡大を狙う

グローバル戦略に関しては、現在急速にモバイルの契約者が増えているというミャンマーで、通信事業への参入を進めている。田中社長は、「アジア周辺国において、ミャンマーだけがまだモバイルが普及していない。政府の発表によれば、2016年には普及率80%まで拡大するという。我々にとっては、非常に魅力的な市場になる」と話した。

グローバル戦略に関しては、ミャンマー通信事業への参入を進めている