ニールセンは29日、6月におけるスマートフォンおよびインターネット視聴率情報をもとに、オークション/フリマサービスの利用状況の調査結果を公表した。それによると、スマートフォンからの利用者は伸び続けており、2014年6月時点で昨年同月比2倍の約2000万人となったとしている。

オークション/フリマサービスの利用者の推移は、2014年2月時点で、スマートフォンからの利用者がPCを抜き去り逆転。以降、数値は伸び続け、2014年6月時点で昨年同月比2倍の約2000万人となった。利用者が1000万人以上のサービスカテゴリのなかでは、昨年比で最も成長した分野だという。

スマートフォン、PC別オークション/フリマサービス利用者数(千人)の推移(2014年6月)

6月における各サービス別の利用者数では、スマートフォン、PCを問わず、Yahoo!オークションが2位以下を大きく引き離してトップに。2位は楽天オークション、3位がモバオクと続いた。4位以降はスマートフォンでメルカリ、LINE MALLがランクイン。メルカリについては、2013年夏にサービスを開始して以降、四半期ごとに利用者数が倍増し、2014年6月時点で180万人になった。

スマートフォン、PC別オークション/フリマサービス利用者数(千人)TOP5(2014年6月)

また、利用者数が100万人以上のサービスの利用者属性を比較すると、PCでは各サービスにおいて35歳以上の男性利用者が過半数を占めたが、スマートフォンでは女性の割合が高く、メルカリやLINE MALL、モバオクでは34歳以下の女性の割合が高かった。

スマートフォン、PC別 オークション/フリマサービス性年齢構成比(2014年6月)

(記事提供: AndroWire編集部)