NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイルの主要3キャリアが発表した新料金プランは似たり寄ったりと指摘されている。発表後の目だった評判も聞かないが、NTTドコモはどうやら好調のようだ。25日に開催された2014年度第1四半期の決算で、7月24日段階で600万契約を突破したことが明かされ、加藤社長が所感を述べた。

決算発表会の終了後に行われた囲み取材で、ドコモが早期に600万契約を突破したことについて聞かれると、加藤社長は「これまでの料金プランは「複雑だ」「高い」というような声を多くいただいていた。そうした声にできるだけ応えるように設計したので、それが利用者の方に伝わったのではないか。他社に先駆けて一番最初に発表した、ということも評価いただいている部分があると思う」とコメントした。

囲み取材で、記者団の質問に答える加藤社長

ドコモショップに来店して、わざわざ旧料金プランを選んで帰る利用者も、一定数はいるという。ただ「新しく動かれる方は、新料金プランを選ぶ方が多い」とのこと。最終的に、新旧プランの利用者の比率はどうなる見込みか、との質問に加藤社長は「答えるのは難しい。長い目で見ても、どうなるか分からない。でも、家族単位で設計できるのが新料金プランの魅力。多くの人に利用してもらえたら」と回答した。

(記事提供: AndroWire編集部)