バッファローは7月23日、DTCP+対応NAS「LS410DX」シリーズのアップデートを行うと発表した。アップデートは8月8日よりインターネット経由で配信予定。インターネットに接続されたLS410DXシリーズを再起動することで自動的に適用される。

「LS410DX」シリーズ

LS410DXシリーズは、DTCP+に対応したネットワークHDD。レコーダーや録画対応テレビなどで録画した番組をホームネットワーク経由でダビングすることが可能だ。LS410DXシリーズにダビングされた番組は、宅内ではDLNA対応プレーヤー向けに、宅外ではDTCP+に対応したプレーヤー向けにストリーム配信することができる。

テレビやレコーダーが録画した番組を定期的にチェックし、新たに録画された番組の自動ダビングを行う「自動ダビング」にも対応。旅行中などでも、外出先から録画番組を視聴することが可能だ。

今回のアップデートは、デジタルライフ推進協会(DLPA)の策定する録画番組の宅外視聴のガイドライン「DLPAリモートアクセスガイドライン2.0 Draft」に準拠するためのもの。

また、スカパーJSATが提供するスカパー!プレミアムサービスLinkの「とるダビ」にも対応する。とるダビは、スカパー!プレミアムサービスDVRの「TZ-WR500P」に録画した番組を、スマートフォンにHD画質でLANダビングする機能。スマートフォン側からの操作だけでダビングを行うことが可能だ。

アップデートにより、TZ-WR500PからLS410DXシリーズに手動ダビングしたスカパー!プレミアムサービスの録画番組を、スマートフォンにLANダビングできるようになる。また、LS410DXシリーズにダビングされた番組を宅外でリモート視聴することも可能となる。