ソフトバンクモバイルは7月1日より、ポイントプログラムとして「Tポイント」を導入した。Tポイントを運営するTポイント・ジャパンとの業務提携により実現したもので、ソフトバンクの携帯電話の利用料金に応じて貯まるポイントが、従来の「ソフトバンクポイント」からTポイントに切り替わり、利用料金1,000円(税抜)につきTポイントが5ポイント貯まる。

ソフトバンクショップで入手できる「白戸家のお父さん」デザインのTカード

ソフトバンクの携帯電話の利用料金でTポイントが貯まる

Tポイントは、言わずと知れた日本最大級の共通ポイントサービス。TSUTAYAやENEOS、ファミリーマート、スリーエフ、ガスト、ウエルシア、Yahoo!ショッピング、ニッセンなど全国111社、162,420店舗(2014年4月末現在)の提携先でポイントを貯めたり、使うことができる。

今回、ソフトバンクがTポイントに参加したことで、同社スマートフォン/携帯電話の基本使用料や通話料、通信料など、毎月の利用料金1,000円(税抜)につき、5ポイントのTポイントが付与されるようになった。

貯まったポイントは、毎月の利用料金や機種変更時の端末購入代金など、ソフトバンク内の支払いに1ポイント=1円として使えるのはもちろん、提携先の各店舗でも使うことが可能。また、提携先で貯めたポイントを携帯料金の支払いに使うこともできる。

Tポイントの会員数は、約4,878万人(2014年5月末現在)。日本人の3人に1人がTポイントの「Tカード」を持っている計算だ。そのため、すでにTカードを持っている人も多いと思うが、ソフトバンク携帯電話で貯めたTポイントを提携先で利用するためには、携帯電話番号とTカードの連携が必要となり、ソフトバンクショップで連携手続きを行える。

ちなみにTカードをまだ持っていない場合は、テレビCMでもお馴染みの「白戸家のお父さん」デザインのオリジナルのTカードをソフトバンクショップで無料で入手することが可能だ。

ソフトバンクが7月1日より、Tポイントサービスを開始した

最大1万ポイントが当たる「Tポイントスタートキャンペーン」

ソフトバンクでは、Tポイントサービスの開始を記念して、最大1万ポイントのTポイントが総勢1万名に当たる「ソフトバンクTポイントスタートキャンペーン」を7月31日まで実施している。期間中にソフトバンクショップでTカードの連携手続きを行った上で、キャンペーンサイトで電話番号を入力してエントリーを完了し、8月31日までにTSUTAYAでDVDまたはCDを1本以上レンタルした人が対象。応募した人の中から抽選で、1万ポイントを100名、1,000ポイントを1,000名、100ポイントを8,900名にそれぞれプレゼントする。

キャンペーンの対象となるのは、次の3つの条件を満たしたソフトバンク携帯電話の利用者。「7月31日までにソフトバンクショップでTカードを連携する」「連携後に電話番号を入力してキャンペーンエントリーを完了する」「7月1日から8月31日までに連携したTカードを提示し、TSUTAYAでDVD/CD(新作/旧作問わず)いずれかを1本以上レンタルする」。

また、ソフトバンクの契約者向け専用サイト「My SoftBank」では、1日1回スロットに挑戦できる「ポイントチャレンジスロット」が実施されており、1等1万ポイントなどが当たる。7月14日までは、大当たりチャンス7倍キャンペーンも実施されているので、ぜひ毎日挑戦しておきたいところだ。

本稿でも紹介した通り、ソフトバンクがポイントプログラムとしてTポイントを導入した。携帯電話の利用料金で貯めたTポイントを、全国約16万の提携先で使えるようになり、従来のポイントサービスよりも使い勝手が向上したと言える。最大1万ポイントのTポイントがプレゼントされるキャンペーンも実施されているので、ソフトバンクユーザーであれば、この機会にソフトバンクショップでTカードの連携手続きや新規発行を行い、Tポイントを賢く貯めてみてはいかがだろうか。