通知センターはウィジェットでカスタマイズ可能に

もう1点、デザイン上での変化したのは通知センターだ。

iOSの通知センターには「今日」(Today)タブが追加され、スケジュールや株価、天気などを表示することができる仕組みを備えたが、Yosemiteの通知センターにもこのTodayタブが追加され、カレンダーや天気などに簡単にアクセスできるようになった。

通知センターにもTodayタブを追加

とくに、カレンダーを確認できる機能は非常に便利になるだろう。今まではアプリとしてカレンダーを起ち上げなければならなかった。とはいっても、Macの上でしょっちゅうカレンダーを確認するため、常時起動しておき、フルスクリーンモードにしておくという使い方をしていた。

Yosemiteの通知センターには常にカレンダーの直近の予定を表示することができるため、カレンダーを起動しっぱなしにする必要がなく、また作業画面を妨げずに確認できるようになる。

加えて、これはiOS 8とも共通の機能だが、通知センターのTodayタブにウィジェットを追加することもできるようになった。例えば、電卓や単位計算といったよく使うウィジェットを画面の右端ですぐに呼び出すことが可能となる。