Appleは米国西海岸時間6月2日午前10時から、サンフランシスコのモスコーンセンター・ウェストで、年次開発者会議WWDC14を開催した。プレゼンテーションの中で、大きな発表として、Mac向けOSの新版「OS X Yosemite」、iPhone・iPad向けOSの新版「iOS 8」と様々な新しいAPI群、そしてOS XとiOS向けにアプリを開発することができる新しい言語「Swift」を発表した。

会場となったモスコーンセンター・ウェスト

「X」「8」と描かれた横断幕が目をひく

本稿では、Mac向け新OSである「OS X Yosemite」について解説する。なおYosemiteは、本日から開発者向けプレビューが配布され、夏には非開発者が参加できるベータ版が利用可能になり、正式リリースは秋の予定だ。正式リリース時には、Macユーザーは無料でアップグレードできる。

キーノートスピーチにまずはCEOのティム・クック氏が登壇