4K動画の撮影に対応

本端末ではXperiaシリーズとして初めて「4K ビデオ」の動画撮影に対応した。フルHDの4倍の解像度となる4K(3840×2160ピクセル)の高画質で動画を撮影可能だ。ソニーがデジタル一眼レフカメラの開発で培った画像処理エンジンをXperiaに最適化した「BIONZ for mobile」が導入されているという。注意したいのは、撮った映像を4K画質で楽しむには、4K対応テレビとのケーブル接続が必須だという点。Xperia Z2で映像を再生した場合はフルHD画質になる。もっとも、動画を再生中に画面をピンチインし、映像を2倍に拡大してもフルHD画質が保たれるという利点はある。

4K ビデオの動画撮影に対応した。動画を再生中に画面をピンチインし、映像を2倍に拡大してもフルHD画質が保たれる(写真右)

「タイムシフトビデオ」モードでは、撮影した動画の一部をスローモーションに加工できる。例えば運動会の徒競走でゴールする瞬間、パーティでロウソクを消す瞬間、サークルで誰かが決めポーズをとった瞬間など”特に目立たせたいシーン”にスロー編集を施すことで、印象的な動画に仕上げられる。スポーツのフォームの確認などにも使えそうだ。

タイムシフトビデオモードの利用イメージ。撮影した動画の一部をスローモーションに加工できる。様々な利用シーンが考えられそうだ

なお撮影した動画は、デフォルトのアルバムアプリで編集することができる。トリミングやスロー編集などもスマートフォン上でできてしまうのが嬉しい。このほか、最長6秒の動画を投稿・シェアする「Vine」にも対応。カメラアプリからシームレスで利用できる。

撮影した動画は、アルバムアプリで編集可能。トリミングやスロー編集などがスマートフォン上で簡単に行える(写真左)。Vineにもデフォルトで対応する(写真右)