iOSに標準装備の『メール』は、その名のとおりメールの送受信を目的としたメールクライアントアプリ。iOSのバージョンアップにあわせてさまざまな改良が進められ、iOS 6では画面を下方向へドラッグして更新(メールチェック)する機能や、特定の人物からのメールを特別扱いできるVIP機能が追加されている。

iOS 7でも『メール』の改良は続けられ、スワイプでメールを削除する機能が用意されたほか、未読メールをまとめて既読状態にする機能も追加された。近ごろではFacebookやLINEで連絡を取り合うユーザが増えているものの、こういった地道な改良がOS全体の品質を維持しているともいえる。

しかし、すべてを改良と捉えるわけにもいかない。たとえば、重要なメールに印をつけておく「フラグ」は、機能そのものに変わりはないものの、フラグの形状が旗アイコンからシンプルな「●」に変更されてしまった。確かに視認性の面ではプラスかもしれないが、従来の旗アイコンを見慣れた身からは違和感がある。

もっとも、フラグの初期設定が「●」に変わっただけなので、設定を変更すれば見慣れた旗アイコンに戻すことができる。フラグはフラグらしいほうがいい、という場合には以下のとおり操作しよう。

操作手順をカンタン解説

1 『設定』→「メール/連絡先/カレンダー」の順に画面を開き、「フラグのスタイル」をタップする

2 「アイコン」をタップしてチェックされた状態に変えてから『設定』を閉じる

3 これで、フラグを設定したメールの印が「●」から旗アイコンに変更される

(提供:iPad iPhone Wire)