ちょっと癖のあるキーボード

キーボードはキートップが上下に狭いため慣れるまではミスタッチが多いが、キーストロークを深くとる(2mm)ことで、スコスコと心地よい打鍵感が堪能できる設計だ。右下に[Fn]キーを配置している点は評価の分かれるところだが、[Home][End]等を多用する人にとっては結構使い良い感じだ。

タブレット形態時は10点マルチタッチ操作もよいが、付属のタッチペンを使って操作するのもよいだろう。パッと簡単な絵やメモ書きを書いてWord書類などにサッと貼り付けられる「手書きツール2」もプリインストールされている。手書きを文字データにするような高度なものではなく、描いた画像をクリップボードに移すというごくシンプルな機能だが、その分軽快に動くのはありがたい。

[半角/全角]キーが[Esc]と[F1]の間にあることを除けば標準的な配置。[Fn]キーが右下にもあるので、[PgUp]や[Home]等が片手で打鍵できるのは素晴らしい

キーボードは横方向約19mm、縦方向15mmピッチという変則形状だが、十分なストロークが確保されているため打鍵感は良好だ

パッドはAXシリーズと同じ長方形タイプ。パッド中央のHOLDボタンを押せば、LEDが点灯しキーとパッド操作が一時的に無効化される

HOLDモードでパッドのみを無効化する設定にすれば、マウス接続時の誤操作防止用としても使える

「手書きツール2」はWordやPowerPointにちょっとした注意書きを加える時に便利。機能的には「ペイント」と大差ないが、インタフェースが明快で使いやすい