日立製作所は21日、企業向けシンクライアント「FLORA Se」シリーズとして、長時間のバッテリ駆動が可能なモバイル型モデル「FLORA Se210 RK4」を発表した。4月22日より発売する。価格は115,000円(税別)より。

FLORA Se210 RK4

消費電力がわずか6Wのモバイルシンクライアント。バッテリ駆動時間が従来モデルと比較して約1.7倍に強化されており、約7時間のバッテリ駆動が可能となっている。13.3型ワイドの大画面液晶を搭載しながら1.26kgと軽量なので、持ち運んで使用するのに最適としている。

セキュリティを高めるためHDDを内蔵しておらず、Windows Embedded Standard 7(SP1)を採用することで、内蔵フラッシュメモリのユーザー書き込みも防止可能。USBポートからのデータ入出力も制限できる。独自の認証デバイス「KeyMobile」や指静脈認証装置などを組み合わせることで高いセキュリティ性を発揮する。

主な仕様は、APUがAMD E1-2100 APU、メモリがPC3-12800 2GB、グラフィックスがAMD Radeon HD 8210(CPU内蔵)、ディスプレイが13.3型ワイド、解像度は1,366×768ドット。OSはWindows Embedded Standard 7(SP1)。本体サイズはW317×D223×H21mm、重量は約1.26kg。