博報堂DYグループ・スマートデバイス・ビジネスセンターは11日、2014年2月に行った「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」の結果をもとにした「スマートフォンでのオンライン動画の視聴実態」に関する分析レポートを発表した。本調査によれば、83.5%の人がスマートフォンで動画を視聴したことがあり、コンテンツとして、音楽・アーティストのPVやライブ映像が最も多く視聴されていた。
スマートフォンでの動画視聴経験があると回答したのは全体の83.5%。視聴頻度については、週に1日以上スマートフォンでオンライン動画を視聴するのが全体の51.2%だった。10代で週に1日以上視聴すると回答したのは82.3%で、高い頻度でオンライン動画を視聴していた。
視聴内容については視聴するデバイスにかかわらず、視聴している動画の内容で最も割合が高いのは音楽・アーティストのPVやライブ映像。ついで一般ユーザーが撮影・編集した動画等が続いた。映画・ドラマやアニメはスマートフォンよりもPCやタブレットで視聴する傾向にあった。
また、スマートフォンで動画を視聴するシーンは「リビングやベッドでくつろいでいる時」が最も多かった。PCやタブレットに比べると待ち時間やすきま時間、移動中にスマートフォンを利用する割合が高いようだ。