「PC設定」に加わった新機能

最後に「PC設定」に加わった新項目を紹介しよう。ちなみにコントロールパネルのアプレットに変化は生じていなかった。最初に「PC設定」を開くと、気付くのは項目一覧の最後に「コントロールパネル」が加わり、さらに「SkyDrive」が「OneDrive」に改称されている。この名称変更に伴い、シェルスキームの「Shell:SkyDrive」も「Shell:OneDrive」に変更したことを確認した(図31)。

図31: 「PC設定」は「OneDrive」に改称し、新たに「コントロールパネル」が加わった

その他の変更点としては、「PCとデバイス」→「画面の操作」に加わった「Windowsストアアプリをタスクバーに表示する」という項目と、「PCとデバイス」に「ディスク領域」が加わった。前者は「タスクバーとナビゲーションのプロパティ」ダイアログの同名項目と連動し、スイッチをオフにすると、同ダイアログの項目もチェックオフとなる(図32)。

図32: 「PCとデバイス」→「画面の操作」には「Windowsストアアプリをタスクバーに表示する」という項目が加わった

後者はディスク全体の容量やWindowsストアアプリ、各メディアファイルやダウンロードファイルが占めているディスク容量を数値で示している。デスクトップ環境を主に使っているユーザーには、目新しく感じられないが、直感的にフォルダー容量を確認できるのは分かりやすい。なお、<アプリのサイズを表示する>をクリックすると「検索とアプリ」→「アプリのサイズ」が開く(図33)。

図33: 「PCとデバイス」に加わった「ディスク領域」では、各メディアファイルやWindowsストアアプリが占有しているディスク容量を確認できる