東芝ホームアプライアンスは3月20日、DCモーター採用の扇風機「SIENT(サイエント) F-DLS1000」「SIENTμ F-DPS20」「F-DTS50X」「F-DLS75」「F-DLS65」およびACモーター採用の扇風機「F-ALS70」「F-ALS60」「F-ALS50」「F-AWS80」を発表した。4月上旬から順次発売され、価格はオープンとなっている。
推定市場価格はDLS1000が30,000円前後、F-DPS20とF-DTS50X、F-DLS75が20,000円前後、F-DLS65が15,000円前後、F-ALS70が10,500円前後、F-ALS60が8,500円前後、F-ALS50とF-AWS80が7,000円前後。
広い角度の首振りで部屋全体に空気を送る「F-DLS1000」「F-DPS20」
F-DLS1000とF-DPS20は、いずれも東芝独自のひねりの深い7枚羽根と「斜流ファン」を採用することで、きめ細かな送風を実現するDC扇風機。いずれも4月中旬発売となっている。
2モデルとも省電力の「DCインバーターモーター」を搭載し、F-DLS1000は2W、F-DPS20は1.5Wと最小消費電力が抑えられている。最大消費電力はいずれも16W(風量レベル7、上下左右の立体首振り時)。また、幅広い角度に風を送れるように、F-DLS1000では左右最大90度、上方最大40度、下方16度の「立体首振り機能」を、F-DPS20では左右最大180度、上方90度、下方10度の「立体ワイド首振り機能」を搭載する。
さらに、F-DLS1000は温度や湿度を検知する「デュアルセンサー」を搭載。温度や湿度が上がると自動で風量を強め、下がると弱めてくれる。
タワー型のDC扇風機や「ふわり風」搭載の壁掛け扇風機もラインナップ
F-DLS75、F-DLS65はDCモーター採用のリビング扇風機(いずれも4月上旬発売)。F-DLS75はハイポジションタイプ。ブレードの中心にゴムを入れることで、風量レベル1(最小)で18dB、風量レベル5(最大)で43dBという静音性を実現している。最大消費電力15W(風量レベル5かつ首振り時)、最小消費電力1.7W(風量レベル1かつ首振りなし時)と従来モデルより低く抑えられている(最大が約6%、最小が約15%)。9枚羽根で空気を切り分けてきめ細かな風を送る。F-DLS75のみの特徴としては90度、75度、50度の3段階で設定できる「首振り角度3段切換」機能を搭載。
F-DTS50XはDCモーター採用のタワー型扇風機(4月中旬発売)。省電力のDCインバーターモーターを新たに搭載することで、風量が従来モデル比から約20%向上した6m3となった。そのほか、運転状態を確認できるLEDパネルや、「ピコイオン」発生ユニットを搭載している。
F-ALS70、F-ALS60、F-ALS50はACモーターを採用するリビング扇風機、F-AWS80はACモーター採用の壁掛け扇風機(いずれも4月上旬発売)。いずれも7枚羽根で、F-ALS70、F-ALS60はリモコンから首振り操作を指示できる「リモコン首振り」を、F-ALS50はF-DLS75と同様に「首振り角度3段切換」を搭載する。壁掛けタイプのF-AWS80には、風量レベルを「弱」より抑えた「ふわり風」や、信州の上高地で吹く風を数値化、プログラム化した「ランダム風」などを搭載。
消費電力(最大) | 消費電力(最小) | サイズ | ||
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F-DLS1000 | 16W | 2W | W370×D370×H799~1,089mm | 約5.7kg |
F-DPS20 | 16W | 1.5W | W270×D270×H532~647mm | 約2.8kg |
F-DTS50X | 35/37W(50/60Hz) | W300×D300×H891mm | 約5.4kg | |
F-DLS75 | 15W | 1.7W | W352×D350×H815~1,092mm | 約3.8kg |
F-DLS65 | W352×D350×H740~936mm | 約3.7kg | ||
F-ALS70 | 38/41W(50/60Hz) | 11/15W(50/60Hz) | W352×D350×H815~1,089mm | 約4kg |
F-ALS60 | W352×D350×H740~936mm | 約3.9kg | ||
F-ALS50 | 約3.6kg | |||
F-AWS80 | 38/40W(50/60Hz) | W375×D330×H463mm | 約3.2kg |