東芝・青梅事業所

東芝は12日、テレビやPC事業などを扱う社内カンパニーのデジタルプロダクツ&サービス社から映像事業を切り離し、生活家電を扱う東芝ホームアプライアンス社と統合させ、新会社「東芝ライフスタイル株式会社」を設立すると発表した。新会社の設立は4月1日。所在地は東京都青梅市末広町。

2013年10月に発表した構造改革の施策の一環で、映像事業と家電事業の一体運営を行う。デジタルプロダクツ&サービス社からは、デジタルテレビ「REGZA(レグザ)」やレコーダー「REGZAサーバー」などを所管する「ビジュアルソリューション事業部」全体が、人員も含め新会社へ移される。テレビ、レコーダーともに「REGZA」のブランドは維持される。

PC事業は引き続きデジタルプロダクツ&サービス社が所管。デジタルプロダクツ&サービス社傘下に、PC事業を含むライフスタイル事業全体の研究開発部門を新設し、高付加価値商品を手がけていくという。

新会社の本社機能は、営業部門・技術部門間の連携を強化する目的で青梅市に集約する。なお、同社は2012年にデジタルプロダクツ製品の設計開発機能を青梅事業所へ移している。

新会社では、映像事業や家電事業の経営資源の共通化し効率的な運営を図るほか、社長直属の地域戦略・横断商品企画プロジェクトチームを新設し、商品開発や戦略について迅速な意思決定を目指す。今後は東南アジアや中近東などを中心に新興国向けの販売を強化するほか、スマート家電やクラウドサービス、業務用サイネージなどBtoBビジネスにも注力する。