メディアプレイヤー「VLC for Windows 8」のベータ版の提供がWindowsストアで始まった。

VideoLANは昨年12月にクラウドファウンディングサービスKickstarterにおいて、Windowsストア・アプリ版のVLCの開発資金を公募。40,000ポンドの目標金額に対して、47,056ポンドの資金調達に成功した。

VLC for Windows 8ベータ版は、Ogg、FLAC、MKVを含む幅広いメディア形式の再生をサポートし、バックグラウンドオーディオ再生、マルチ-オーディオトラック、ライブタイル、リムーバブルストレージ、DLNAサーバに対応する。ただし、現段階のリリースはテストとユーザーからのコメント収集を目的としており、いくつかの機能は動作が不安定だという。例えば、デスクトップ版に比べるとデコーディング速度が遅く、コンフィギュレーションによってはオーディオ再生に問題が生じる。ハードウエアアクセラレーションに非対応で、Windowsストア版のユーザーインターフェイスではプレイリストにアクセスできない。

ホーム画面と動画再生画面。メニューは、ホーム、ビデオ、音楽、外部ストレージ、メディアサーバの5つ。

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