2月初旬には次期iPhone 6とみられるプロトタイプのシャーシ部分のリーク画像がインターネット上に出回ったこともあり、これを使ってディスプレイサイズの検証を行うメディアも出現した。画像から4.7インチの可能性があると結んでいるが、同時に読者からの指摘でフェイクの可能性が高いとの記述を行っており、現在ではレタッチで作成されたニセモノ画像だという見解が一般的だ。同種の記事は9 to 5 Macも掲載しており、こちらのほうが掲載画像点数が多いが、いずれにせよ記事中でフェイクの可能性を指摘している。

このようなシャーシのデザインはともかく、複数サイズでリリースという話は複数のソースが存在しており、その点については比較的可能性が高いと現時点では考えられている。ただし、9 to 5 Macが台湾地元紙のEconomic Daily Newsを引用して紹介したところによれば、5.5インチ以上のモデルについては「iPhoneブランドを使わない」可能性を指摘しており、そのマーケティング戦略が気になるところだ。

また最近のホットトピックとしては、「次期iPhoneでサファイアクリスタルのディスプレイが採用される」という噂が挙げられる。ご存じのように、iPhone 5以降のモデルでは背面カメラのレンズ部にサファイアクリスタルが採用されており、さらにiPhone 5sではTouch IDセンサー部にも採用されている。iPhone 6とみられる次期モデルではこれをディスプレイ部にも拡大するとのことで、関係サプライヤでの増産体制が強化されているという話が出ている。

iPhone 5以降は背面カメラのレンズ部分にサファイアクリスタルを採用

その他のディスプレイ技術として、量子ドット(Quantum Dot: QD)を採用するという噂もある。Amazon.comのKindle Fire HDX7がすでに採用している技術だが、Appleが出願しているQDに関する特許のいくつかが昨年2013年末から次々と公開されており、その噂の信憑性を高める結果となっている。一方でAppleの特許出願が、必ずしも同社の製品採用につながらない事実もあり、現時点ではあくまで参考程度に考えておくのがいいだろう。