セキュリティアップデートってなんですか? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

説明書を読まなくても使い方がわかるのが、iPhoneの魅力であり強みです。しかし、知っているつもりでも正しく理解していないことがあるはず。このコーナーでは、そんな「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」をわかりやすく解説します。今回は、「セキュリティアップデートってなんですか?」という質問に答えます。

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ときどき公開される「セキュリティアップデート」は、Appleが配布するソフトウェアアップデートの一種です。更新目的がiOSやアプリの機能ではなく、安全性に関わる事柄に限定されるため、セキュリティアップデートと呼ばれます。

セキュリティアップデートは、ある日突然公開されます。iOSの基礎機能、特にネットワーク関連機能は技術仕様やプログラムの設計図(ソースコード)が公開されているものが多く採用されているため、未知の安全性に関わる不具合/脆弱性が他のOSで発見されることが少なくありません。他のOSといえど同じ技術ですから、被害がiOSにおよぶ可能性も出てきます。その脆弱性を放置すると、ネットワーク経由で悪意の第3者からの攻撃を受ける可能性があるため、配布が急がれるというわけです。

つまり、セキュリティアップデートは一種の緊急警報です。ニュースサイトなどで存在を確認次第、できるだけ速くダウンロードすることをお勧めします。未適用のセキュリティアップデートがあるかどうかは、プッシュ通知や「設定」のアイコンに赤いバッジが点灯することでも確認できます。

アップデートの手順は、ソフトウェアアップデートと同様です。「設定」→「一般」→「ソフトウェアアップデート」の順にタップしていけば、アップデート開始のボタンが現れます。あとは画面の指示に従い作業すれば、システムが再起動されシステムの脆弱性は解消されます。