ファイルメーカーは、教育機関が教育目的で利用する場合にFileMakerソフトウェアライセンスを無償で供与するという教育機関向け支援プログラム「FileMakerキャンパスプログラム」を発表した。
同プログラムは、教育機関が教育目的で利用する場合に、FileMakerソフトウェアライセンスを無償で供与するというもの。IT人材育成を行う教育機関の支援および、新社会人向けにビジネスシーンで活用されているFileMakerに関する知見を広めることを目的としている。
プログラムの対象となる教育機関は、FileMaker関連講座の開催または開催を予定している文部科学省認可の高等専門学校、短期大学、大学、専修学校、盲学校、聾学校、養護学校、各種学校。無償供与されるFileMakerソフトウェアライセンスは、年間利用タイプとなっているので、常に最新バージョンのソフトウェアを使用することができる。初回は最長2年間の契約だが、翌年以降の更新も可能。
同プログラムの提供について、ファイルメーカーの社長であるビル・エプリングは「私たちは日々膨大な量の情報に囲まれており、さまざまな場面で情報の管理・分析の能力を求められます。特にモバイルデバイスの急速な普及が予想される今日では、さまざまな環境で情報活用できる能力を養うことは急務です。iPad、iPhone、Windows、Mac、Webに対応したビジネスソリューションをデザイン・運用できるFileMakerソフトウェアを教材として利用していただくことで、こうした人材の創出に貢献できれば幸いです」とコメントしている。