韓国Samsung Electronicsは23日(現地時間)、Tizen OSを搭載した腕時計型ウェアラブルデバイス「Gear 2」「Gear 2 Neo」の2製品を発表した。4月より世界で発売予定。

「Gear 2」

「Gear 2 Neo」

いずれも1.63インチのSuper AMOLED(320×320)ディスプレイを搭載。Samsung Electronics製スマートフォンと連携し、スマートフォンに届いた電子メール、電話、SNSメッセージなどを本体ディスプレイに通知できる。OSにはiOS/Androidに続く"第3のOS"と呼ばれるTizen OSを採用している。

従来モデル「GALAXY Gear」の仕様を踏襲しつつ、赤外線によりテレビやセットトップボックスを遠隔操作する機能や、心拍数モニタリング機能を追加。本体サイズ・重量もGALAXY Gearより軽量薄型化している。「Gear 2」と「Gear 2 Neo」の違いは、カメラ機能の有無で、主な仕様は以下の通り。

CPUに1.0GHzのデュアルコアプロセッサを採用。ストレージ容量は4GBで、メモリは512MB。Bluetoothのバージョンは4.0で、加速度センサー、ジャイロスコープ、心拍数センサーを備える。バッテリ容量は300mAhで、約3日間の使用が可能。カメラ性能は200万画素で、AFに対応している。

本体サイズ・重量は、「Gear 2」がW36.9×D10×H58.4mm、68g。カメラ非搭載の「Gear 2 Neo」が37.9W×D10×H58.8mm、55g。

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