日本エイサーは14日、モバイルプロジェクタ「K335」と、ビジネス向けプロジェクタ「P1383W」「P1283」、エントリー向けプロジェクタ「X113」の4モデルを発売した。価格はオープン。店頭予想価格は40,000前後から。

K335

K335

「K335」は高輝度LEDを採用した、1,000ルーメンの小型・軽量LEDモバイルプロジェクタ。本体に2GBのメモリを内蔵するほか、SDカードスロットとUSBポートも搭載し、PCレスで本体メモリやSDカード、USBメモリ内のデータを直接投写できる。また、PCとUSB接続して投写する「USBディスプレイ機能」や、MHL対応のスマートフォンの映像も投写できる。

ほか、電源がオンのまま電源ケーブルを抜いて電源をオフにする「インスタント・バック機能」や、電源をオフにしてから2分以内なら何度でも電源のオン/オフが可能な「インスタント・レジューム機能」も備える。

主な仕様は、画素数が1,280×800ドット、輝度が1,000ルーメン、コントラスト比が10,000:1、光源がレーザー/LED、光源寿命が標準で20,000時間、エコノミーで30,000時間、画面サイズが30~100インチ、最小投写距離が約900mm。アスペクト比は16:10、最大分解能は1,920×1,080ドット。

映像入力インタフェースはHDMI、コンポジットビデオなど。レンズは開放絞りがF/1.5、1.7倍のデジタルズームに対応する。3Wのモノラルスピーカーを搭載。投写位置はフロント/リア/天吊り。本体サイズはW232×D166×H46.3mm、重量は約1.3kg。店頭予想価格は100,000円前後。

P1383W / P1283

P1383W / P1283

「P1383W」と「P1283」はビジネス向けのモデル。「P1383W」の明るさは3,100ルーメンで1,280×800ドット表示に対応。「P1283」は3,000ルーメンで、1,024×768ドット表示に対応する。熱と埃の対策として「シールドエンジン設計」を採用。重要パーツ部分にダストシールドを設けて密閉性を高め埃を防ぎ、吸気と排気のエアフロー効率を高めることで熱対策している。また、「インスタント・バック機能」や「インスタント・レジューム機能」も備える。

「P1383W」の主な仕様は、画素数が1,280×800ドット、輝度が3,100ルーメン、コントラスト比が17,000:1、ランプタイプがオスラム、光源寿命が標準で5,000時間、エコノミーで6,000時間、画面サイズが27~300インチ、最小投写距離が約1m。アスペクト比が16:10、最大分解能は1,920×1,200ドット。

映像入力インタフェースはHDMI、D-sub、Sビデオ、コンポジットビデオなど。レンズは最小絞りF/2.5、開放絞りF/2.6、マニュアルズーム/2倍のデジタルズームに対応。2Wのモノラルスピーカーを搭載する。投写位置はフロント/リア/天吊り。本体サイズはW314×D223×H93mm、重量は約2.5kg。店頭予想価格は60,000円前後。

「P1283」の主な仕様は、画素数が1,024×768ドット、輝度が3,000ルーメン、画面サイズが23~300インチ、最小投写距離が約1m。アスペクト比が4:3。レンズは最小絞りF/2.41、開放絞りF/2.55。その他の仕様は「P1383W」とほぼ同等。店頭予想価格は56,000円前後。

X113

X113

「X113」は入門向けのエントリーモデルで、インタフェースも簡略化されている。明るさは2,800ルーメンで800×600ドット表示に対応。きょう体のデザイン、主な機能や基本仕様は「P1383W」とほぼ共通。

相違点は、画素数が800×600ドット、輝度が2,800ルーメン、コントラスト比が13,000:1、画面サイズが23~300インチ、アスペクト比が4:3。映像入力インタフェースはD-sub、Sビデオ、コンポジットビデオなど。レンズは最小絞りF/2.41、開放絞りF/2.55。店頭予想価格は40,000円前後。