米Sony Electronicsは6日(現地時間)、電子書籍ストアReader Storeの米国およびカナダへの提供を3月末に終了すると発表した。電子書籍リーダーのReader、Xperiaスマートフォン、タブレットなどに対しては、今後、楽天子会社が運営するKoboストアへの移行を促す。

Reader Storeの終了に伴い、米国およびカナダで提供するXperiaスマートフォン、タブレットにはReaderアプリの代わりに、Koboアプリがプリインストールされる(時機は市場やキャリアによって異なる)。また、Reader Storeの既存ユーザーに対しては、Koboストアへの移行方法を記載したメールを送信する。

一方、Reader Storeの日本への提供は今後も継続する。ソニーマーケティングは7日、日本のReader Storeに「今後ご提供予定のサービスのほんの一部をご案内」というリリースを掲載。それによると、今年の春頃には、Reader StoreのコンテンツをiPhone/iPad/iPodに対応させるほか、新サービスとして、発売日と同日に雑誌を配信する「自動購読サービス」の提供を開始する。

さらに、今年の夏頃にはReader StoreのコンテンツをPC、PlayStation Vita向けアプリに対応させる予定となっている。

(記事提供: AndroWire編集部)