4Kの作成に関してはウェアラブルタイプの4K対応ビデオカメラを発表。耳かけタイプのコンパクトなカメラで、操作部はケーブルで腕などに装着。無線LAN経由でスマートフォンやタブレットでも操作できる。4Kの撮影に対応したことでユーザーが手軽に4K動画を撮影できるようになる。

耳かけタイプの4K対応ビデオカメラ。腕に装着されているのが操作部で、スマートフォン連携も可能

デジタルカメラ「LUMIX」シリーズでも、レンズ交換式のミラーレスカメラを4K対応にする。ブースでは、アクリルケース内に展示されていただけだが、「LUMIX DMC-GH3」らしきボディに「4K」表示のあるカメラが参考出展。発売時期などは未定というが、恐らくは2月のCP+か9月のphotokinaという2大イベントに向けて開発している状況だろう。

ケース内に展示されていた4K対応ミラーレスカメラ

4Kコンテンツの編集としては、20型4Kディスプレイ搭載タブレットのハイパフォーマンスモデルを投入。Intel Core i7にNVIDIA Quadro K1000Mを搭載し、より高速に4K映像を編集できるほか、CADやCAMといった高精細とパフォーマンスが必要な現場に適した製品としている。

4K対応タブレットのハイパフォーマンス版

従来製品に比べてDisplayPortも搭載された

このほか、4Kサイネージや4Kの曲面有機ELテレビなど、4Kを活用したソリューションの提案も行っており、4Kを取り巻く環境をさらに推進していくアピールを中心にしたブースとなっていた。

4KサイネージのUIは、空中に操作部が浮いているようなデザイン

カメラでは分からないが、このあたりの位置に操作部が浮いているように見える

このカメラによって指の位置を判別している

4Kディスプレイを使うため、高精細で美しい写真が望まれるファッションブランドなどのサイネージを想定したデモ

ミラーレスカメラのLUMIX向けには新レンズ2本が参考展示。こちらは35-100mmのズームレンズ

ライカのSUMMILUXレンズとして15mm F1.7の大口径の単焦点標準レンズが開発中