パナソニックは3月13日、ウェアラブルカメラ「HX-A100」を発表した。発売は5月1日で、価格はオープン。推定市場価格は30,000円前後となっている。

「HX-A100」

手に持つのではなく、同梱のイヤーフックにより頭部に着けて撮影するタイプのカメラ。本製品では、カメラ部分と本体が別々のユニットになっており、約30gという身に着けていることを感じさせない軽量さを実現した。また、別ユニット化された本体を手元で操作できるので、身に着けて撮影するタイプのカメラ特有の使いにくさはない。

本体にはWi-Fi(無線LAN)接続機能を内蔵し、撮影した映像をリアルタイムに動画配信サービス「Ustream」で配信したり、スマートフォンからリモート操作したりできる。

なお、屋外での撮影が想定されているため、防水・防塵設計を採用。水深1.5mで30分の撮影が可能なJIS防水保護等級IP58の防水性能を備える。また、カメラの傾きを検知して自動で水平を補正する「傾き補正」機能や、「ブレ補正」機能を搭載。動作しながらの撮影時に便利な機能だ。

主な仕様は、撮像素子が1/4.1型MOSセンサー(裏面照射型)で、有効画素数が動画撮影時・静止画撮影時ともに280万画素(16:9)、レンズの画角がワイドモード時で約160度、スタンダードモード・ブレ補正オフ時で約117度、スタンダードモード・ブレ補正オン時で約104度、F値がF2.5となっている。

記録メディアはmicroSD/SDHCカードが利用可能で、記録形式は動画がMPEG-4 AVC/H.264(MP4)、静止画がJPEG、動画の記録画素数は1,920×1,080ドット(フルHD)/60pだ。

内蔵バッテリーの撮影可能時間は約140分(1,920×1,080ドット/30pの場合)。

サイズはカメラ部がW26×D66×H26.5mm、本体部がW59.5×D25×H94mm、重量はカメラ部が約30g、本体部が約117g(microSDカード含む)となっている。