ダブルタップでアプリ画面も3倍に拡大できる方法

画面をピンチすることで拡大・縮小ができるのはスマホやタブレットの基本中の基本ですが、この方法で拡大できるのは画像やマップ、ブラウザーと限られています。しかし、iOS 7端末では簡単な設定変更と操作で、すぐに画面を3倍に拡大できる機能があるのです。

「一般」→「アクセシビリティ」→「ズーム機能」と進み、「ズーム機能」のスイッチをオンに。これで設定完了です。あとは、拡大したい部分を3本指でダブルタップすればすぐに拡大縮小できます。この方法は画面表示そのものを変更するので、ピンチで拡大できないホーム画面やアプリ画面でも拡大表示できるというメリットが。3本指でのダブルタップはちょっとコツがいりますが、高齢者や視力の弱い人がちょっと画面を確認したい時に便利な機能です。

「アクセシビリティ」内の「視覚サポート」にある「ズーム機能」を設定すれば、画面の拡大が簡単にだきるようになる

設定は「ズーム機能」のスイッチをオンにするだけ

拡大したい場所を3本指で画面をタップするとこの通り。どんなアプリを使っていても拡大できるのが魅力だ

今回はiOS 7の文字表示を見やすくする方法を紹介しましたが、iOS 7は他にも視覚サポートや聴覚サポート機能が充実しています。高齢者や体の不自由な人などの利用はもちろん、普段利用する時にもこういう機能や画面表示の設定を活用して、自分の使いやすいようにカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。