バッファローは11月13日、ネットワークオーディオ向けスイッチングハブ「BSL-WS-G2108M/A」を発表した。BSL-WS-G2108M/Aは受注生産モデルで、本日より注文を受け付けている。価格はオープンで、推定市場価格は2万円台後半。

ネットワークオーディオ向けスイッチングハブ「BSL-WS-G2108M/A」

DLNAによるハイレゾ音源再生など、ネットワークオーディオが盛り上がりを見せている。しかし、ルーターのLANポートにオーディオ機器をダイレクトに接続した場合、通信がルーターに集中してしまい、良好な再生が行えない場合がある。スイッチングハブを使用することで、オーディオ系統だけを別のトラフィックにすることができ、大容量のオーディオデータでも余裕を持って扱うことが可能だ。

BSL-WS-G2108M/Aは、上質なオーディオ再生のために専用設計された10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T対応のスイッチングハブ。パーツは日本製の電解コンデンサーなど高品質なものを厳選して使用。筐体は放熱性を考慮した全金属製で、音楽再生時の邪魔にならないようにファンレス設計となっている。

バッファローのスタンダードモデルのスイッチングハブでは128KB程度しか搭載していないパケットバッファーを、BSL-WS-G2108M/Aではその4倍となる512KB搭載。オーディオ機器の再生速度に合わせて途切れなくデータを読み出すことが可能だ。

二重シールドが施されたLANケーブルや、使用していないLAN端子の防塵キャップなど、オーディオ向けの付属品も添付される。

本体サイズはW200×D161×H41mmで、質量は1.3kg。電源はAC 100Vで、電源プラグには3Pインレットが採用されている。