ComicGlass

iPad AirがiPhoneやiPad miniと違うところは、ディスプレイが大きいということだ。ディスプレイが大きいということは、スキャンしたスキャンしたコミックや雑誌を快適に読めるということでもある。ただし、そのためにはリーダーアプリが必要だ。「ComicGlass」は自炊したコミックを読む場合、真っ先に候補に挙がる定番アプリ。PDFやZIP形式のファイルをそのまま閲覧できる他、最適化された画像縮小エンジンにより通常のビューワーでは判別困難な細かいセリフ文字を見やすく表示してくれる。また、見開きでスキャンしたファイルを自動で分割したり、逆に1ページずつスキャンしたファイルを見開きで表示することもできるなど、自炊派に嬉しい機能を備えている。本棚風のインターフェースも良い感じである。

ComicGlass

明るさ調節

明るさ調節」は、画面の明るさを調節できるという、ただそれだけのシンプルなアプリ。「設定」アプリからでも同じことが可能だが、明るさ調節をするためのスクロールバーは意外と設定アプリの奥深くにあって辿り着くのが面倒だ。明るい日差しの下や暗い部屋の中、あるいは夜、電気を消してベッドに潜って操作するなど、様々な環境で使うことが想定されるiPad Airだけに、明るさ調整はホーム画面からワンタップで行えるのが望ましい。「そのためだけにわざわざアプリを入れるの?」と思われるかもしれないが、ダウンロードして使ってみるとこれが意外と時間短縮につながって便利だということに気づくはず。iPad Airの使い勝手をほんの少し向上させる、まさに"ユーティリティ"アプリである。

明るさ調節

SYS Activity Manager

iPad AirになってCPUはA7となり、もはやマルチタスクによるもっさり化は気にしなくてもよくなったといえる。とはいえ、大量のアプリをバックグラウンドで起動したままにしておくと、多少なりともメモリを食っていることは間違いない。無駄を省いてiPad Airをつねに最高の状態にしておきたいという人はメモリ解放アプリを導入するといいだろう。中でも定番アプリの一つになっているのが「SYS Activity Manager」。メモリを解放して本体スピードを向上してくれる他、バックグラウンドで動作しているアプリやプロセスの状況を調べたり、3G、LTE、Wi-Fiなどインターネット接続速度をモニタリングしたりと、様々な機能を持っているのだ。「駆動時間10時間」をうたうiPad Airだからこそ、きちんとメモリを開放してその性能をフルに引き出してあげよう。

SYS Activity Manager