「質実剛健」という言葉がぴたりと当てはまるエプソンダイレクトのEndeavorシリーズにこの10月、フラグシップモデル「Endeavor Pro8000」が登場した。同社のデスクトップPCには幅わずか2cmの超スリム型や液晶一体型などのラインナップもあるが、タワー型のハイエンドPCこそ真骨頂といえるだろう。

Endeavor Pro8000は伝統ともいえる使い勝手に優れたPCケースを継承。開発コード名「Ivy Bridge-E」こと、インテルの個人向けCPUとしては最上位となる6コア12スレッドのCore i7-4960X Extreme Edition(3.60GHz、TurboBoost時最大4.0GHz)をはじめ、メモリは最大64GB、SSD RAIDのストレージなど、強力なスペックを選択できる。

Endeavor Pro8000

■[製品名] Endeavor Pro8000 主な仕様 [CPU] Intel Core i7-4960X Extreme Edition(3.60GHz) [チップセット] Intel X79 Express [メモリ] PC3-14900 16GB(4GB×4)  [グラフィックス] NVIDIA GeForce GTX 770 2GB [ストレージ] 256GB SATA SSD×2 (RAID0) [光学ドライブ] DVDスーパーマルチドライブ [電源容量]1000W [OS] Windows 7 Professional 64bit [直販価格] 429,450円 (10月24日時点)

非常に便利なHDDフロントアクセス

Endeavor Pro8000は、最新鋭のハイエンドパーツを搭載できることが大きな魅力だ。ただ、それだけならば自作PCでも実現できてしまうが、非常に使い勝手のいいツールフリー構造のPCケースが自作PCに対する大きなアドバンテージの一つとなっている。

Endeavor Proシリーズではおなじみとなっているツールフリー構造のPCケース

まず、特徴的なのがEndeavor Proシリーズのお家芸ともいえる前面からストレージを簡単に増設、交換できるフロントアクセス機構だ。前面下部のトレイを手前に引くだけで、簡単にHDDベイにアクセスができる。付属のマウンタにHDDやSSDを固定して、それを挿し込むだけで増設が完了するのだ。

前面からストレージを増設・交換できるフロントアクセス機構

しかもよくできたことに、マウンタの底面には3.5インチHDD用と2.5インチHDD/SSD用の2種類の固定ネジが用意されており、ネジを探す手間や紛失してしまう不安がない。また、HDDベイ側にあらかじめシリアルATAコネクタと電源コネクタが用意されているので、ケーブル接続も不要ときている。なお、Port0/Port1となる右側2つのベイが6Gbps対応、Port2/Port3の左側2つのベイが3Gbpsまでの対応となっている。

徹底したツールフリー構造も見どころ。左側面のパネルは背面のストッパーを上げるだけで外すことができ、5インチドライブや3.5インチドライブ、拡張カードは、あらかじめ用意されているストッパーを動かすだけで固定できる。

このほか、前面の5インチベイには電源ボタン、ヘッドホン出力、マイク入力、USB2.0、USB3.0×2を備えたフロントI/Oユニットが取り付けられている。これは、机の下に置くときは上段の5インチベイに、机の上に設置するときは下段になどと、シーンに合わせて搭載位置を変えられるのが便利だ。

フロントI/Oユニットの位置は任意の5インチベイに変更できる

背面にはPS/2ポート、有線LAN(Gigabit Ethernet)、USB 2.0×6、USB 3.0×2、サウンド系の端子などが備わっている

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