自動入力機能はパスコードロックと併用して使おう

ここで紹介した自動入力機能を利用することで、記憶しづらく入力しにくいID・パスワードやカード情報を簡単に入力できるようになりますが、セキュリティ面で問題があります。というのも端末から保存したパスワードやカード情報が誰でも閲覧することができるのです。もし、他の人が端末をのぞけるような状況だったら、イコール、登録した情報が見られてしまう危険があります。

対策は、端末にパスコードロックをかけることです。設定画面で自動入力機能の保存設定をする時に、パスコード設定をしていない人には設定するかどうか確認する画面が出てきますがこういった危険の対策のためなのです。また、「設定」→「一般」→「パスコードと指紋認証」でも設定できるので、自動入力を利用するならパスコード設定もあわせて行っておきましょう。

「設定」画面から自分が保存した情報が見ることができる。つまり、端末の中をのぞくことができる人なら誰でも情報が見られるので注意が必要

自動入力設定をするとパスコードを設定するかどうか確認する画面が出てくる。ぜひ設定しておこう

パスコードは「設定」画面からでも設定可能だ

Safariの自動入力機能は文字入力の手間がかかるモバイル端末で非常に役に立ちますが、端末のセキュリティ対策を行なった上で利用しないと思わぬトラブルにつながってしまいます。ご注意ください。