iPhoneのホーム画面に「メッセージ」というフキダシアイコンの項目がありますね。メッセージというからにはリアルタイムで文字のやり取りが行えるようなイメージですが、いったい何が送れるのでしょうか。実はこの機能で「SMS」と「MMS」、「iMessage」という3種類のメッセージが送れます。この3つのメッセージの違い、メールとどう違うのか、どう便利なのか紹介していきたいと思います。

SMSとMMS、iMessageの違いとはいったい何?

「SMS」というのはご存知の方も多いと思いますが、電話番号を使ったショートメッセージサービス。相手のメールアドレスが知らなくても簡単なメールができるというので、世界的に使われているサービスです。では「MMS」は何かというと、メールアドレスを使ったキャリアのメッセージサービスのこと(ドコモは非対応)。

そしてiMessageは、Apple IDをアドレス代わりにしたAppleユーザー向けのメッセージサービスです (iPhoneの場合は電話番号も使用可能)。SMSとMMSがiPhoneのみで使える機能なのに対し、iMessageはiPad、iPod touch、Mountain Lion以降のOSを搭載したMacでコミュニケーションが可能。

iPhoneにはメールアプリもありますが、「メッセージ」を使うことでリアルタイムでメールが受信できるメリットがあります。また、同一人物のやりとりはチャット画面のように一覧で表示されて、どんな話をしたかわかりやすい利点も。ぜひとも、SMSとMMS、そしてiMessageを使ってやりとりができるようにしておきたいところです。

※10月15日14時20分追記 記事初出時にMMSの説明に誤りがありましたので上記のとおり修正いたしました。

ホーム画面の「メッセージ」アイコンを見て「どうやって使うの?」と思った方は多いかもしれない

メッセージの画面。吹き出しでやり取りが表示される