アップルはiOSの最新版となる「iOS 7.0.2」の提供を開始した。同バージョンへのアップデートにより、ロック画面のパスコード入力を回避できるバグを修正する。
ロック画面を迂回してアクセスできるバグは、iOS 7リリース直後にすでに報告されていたもの。パスコードロック迂回の脆弱性は2件あり、ひとつはiPhone 4以降、第5世代iPod touch、iPad 2以降が対象。デバイスがロックした状態でアプリにアクセスしたり、カメラを起動させたりすることが可能になっていた。もうひとつは、iPhone 4以降のiPhoneを対象にしたもので、パスコードロックを迂回して、緊急電話以外の番号にダイヤルすることが可能となっていた。ソフトウェアアップデートによりこれらの問題を修正する。