そのほか、ライブビュー表示を見ながら画面の明部と暗部の明るさを別々に調整できるハイライトシャドウコントロールや、電子シャッターによって撮影時の駆動音を低減するサイレントモード、水平と垂直を確認できる電子水準器、一定間隔で自動撮影を行うインターバル撮影、コマ撮りアニメ機能などを搭載する。連写は秒間5コマに、電子シャッター使用時の高速連写は秒間40コマに対応。動画は最大1,920×1,080ドット(60p記録、最大28Mbps)のフルHD記録をサポートする。
またWi-Fi機能を標準装備し、NFCによるペアリングも利用できる。Wi-Fiでは、撮影画像を送信したり、スマホやタブレットの画面を見ながらリモート撮影が行える。
このように撮影機能は非常に充実している。「LUMIX」シリーズを初めて使うユーザーの場合、まずは取扱説明書に目を通して、主要な機能を把握しておくのがいいだろう。勘の良い人なら取扱説明書を読まなくても使うことは可能だが、メニューの奥に意外と便利な機能が隠れていたりするので、それを見落とすのはもったいない。たとえば、ビューファインダーでの撮影中に液晶モニターをタッチして測距点を移動できる「タッチパッドAF」などは、他社製品には見られない便利機能だ。
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