ソニーは、スマートフォンとWi-Fi接続して利用するレンズカメラ「DSC-QX100」「DSC-QX10」を10月25日より発売する。スマートフォン画面をモニターにして高画質の写真や動画を撮影し、FacebookやTwitterに共有できる。いずれも価格はオープンで、市場推定価格は「DSC-QX100」が55,000円、「DSC-QX10」が25,000円。

DSC-QX100、装着イメージ図

「DSC-QX100」「DSC-QX10」はレンズ、シャッターボタン、ズームレバー、バッテリなどをレンズ型ボディに搭載したレンズスタイルカメラ。本体にモニターを備えておらず、スマートフォンとWi-Fi接続することにより、スマートフォンの液晶ディスプレイをモニター代わりにして写真や動画を撮影できる。

スマートフォンとの連携には専用アプリ「PlayMemories Mobile」を用意。同アプリを使うことで、スマートフォン上での被写体の確認やタッチAF(オートフォーカス)が行えるほか、撮影した写真や動画をその場でFacebookやTwitterなどのSNSに共有できる。アプリはGoogle PlayおよびApp Storeより無料でダウンロード可能。

DSC-QX100

DSC-QX10

DSC-QX100は、約2,020万画素の大型(1.0型)裏面照射型Exnir R CMOSセンサを搭載したレンズスタイルカメラ。開放値F1.8の「バリオ・ゾナーT*」レンズを搭載しており、暗所でもノイズが少なく、また美しいボケ味のある画を撮影できる。焦点距離は28-100mm(35mm換算)で、ズームは光学3.6倍、ISO感度は160-25,600。サイズはW62.5×H62.5×D55.5mmで重量は179g。

DSC-QX10は、約1,820万画素の1/2.3型の裏面照射型Exmor R CMOSセンサを搭載したレンズスタイルカメラ。光学10倍ズームと光学式手ブレ補正機能を備えており、スマートフォンでは難しかった遠方の被写体でも、ブレずに美しく撮影できる。焦点距離は25-250mm(35mm換算)で、開放値はF3.3、ISO感度は100-12,800。サイズはW62.4×H61.8×D33.3mmで重量は105g。カラーバリエーションはブラックとホワイトの2色。

なお、いずれも記録メディアはメモリースティック(Mark2)およびmicroSD/SDHC/SDXCメモリーカード。スマートフォンへの装着用に「スマートフォンアタッチメント」を同梱する。アタッチメントは幅54mm以上75mm以内、厚み13mm以下の端末に対応。このほか、別売りでXperia専用のアタッチメントケースを販売する(希望小売価格3,255円)。

(記事提供: AndroWire編集部)