ソニーは9月10日、ワイヤレススピーカー「SRS-BTS50」と「SRS-CS20BT」を発表した。発売はいずれも10月19日。価格はオープンで、推定市場価格は、SRS-BTS50が15,000円前後、SRS-CS20BTが10,000円前後。
SRS-BTS50は、サイズが約W175×D65×H70mmのコンパクトで持ち運びやすいBluetoothスピーカーだ(質量は約400g)。Bluetoothのバージョンは3.0で、プロファイルはA2DP/AVRCP/HFP/HSP/SPPに対応する。スマートフォンでのハンズフリー通話も可能だ。NFCにも対応している。コーデックはSBCに加えて、高音質なAACも利用できる。
使用しているスピーカーユニットはφ39mmのフルレンジ×2本で、パッシブラジエーター方式のエンクロージャーに収められている。アンプの実用最大出力は2.5W×2だ。「ノーマル」モードと「サラウンド」モードの2種類のサウンドモードを持っており、スピーカーのバッフル面を手前に向けると2chで再生を行う「ノーマル」モード、上に向けると音が周囲に広がる「サラウンド」モードとなる。
接続インタフェースはBluetoohのほかに、3.5mmステレオミニジャックのアナログオーディオ入力・出力端子を装備。アナログオーディオ出力はBluetoothに非対応のオーディオ機器と接続することで、Bluetoothレシーバー的な使い方も可能だ。
電源はACアダプター、または内蔵のリチウムイオン充電池を使用する。フル充電の内蔵充電池の場合、最長で約10時間の連続再生が可能だ(Bluetooth接続の場合)。
本体はIPX2対応の防滴構造となっており、濡れた手で触ったり、多少の雨や水しぶきがかかっでも大丈夫だ。表面にはファブリック素材が採用されているが、この部分にも撥水加工が施されている。アウトドアを意識したデザインとなっており、カラピナを使ってバックパックなどに取り付けるためのフックも装備している。
一方のSRS-CS20BTは、クロックラジオ機能を持ったBluetoothスピーカーだ。大きな時計表示に、アラーム/スリープタイマー機能を搭載。ラジオはAMとFMの受信が可能だ。
使用しているスピーカーユニットはφ50mmフルレンジ×2本。実用最大出力は2W×2だ。Bluetoothのバージョンは3.0で、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSPに対応する。スマートフォンでのハンズフリー通話も可能だ。NFCにも対応している。コーデックはSBCのみ。
Bluetooth以外の接続インタフェースは、3.5mmステレオミニジャックのアナログオーディオ入力を装備する。また、背面にポータブルデバイス充電用のUSBポートを搭載している。本体サイズは約W281×D80×H125mmで、質量は約1,030g。電源はACアダプターだ。