エプソンは3日、個人向けのインクジェットプリンタ/複合機「カラリオ」シリーズのスタンダード複合機「EP-776A」、およびベーシック複合機「EP-706A」を発表した。インタフェースや操作パネル、自動両面印刷ユニットなどを簡易化あるいは割愛することにより価格を抑えており、店頭予想価格はEP-776Aが20,000円台半ば、EP-706Aは10,000円台後半。発売は19日を予定。

「EP-776A」

「EP-706A」

両機ともコンパクトなボディに仕上がっており、EP-776AはW390×D341×H138mm、EP-706AではW390×D338×H163mmというサイズに抑えている。

操作パネルは簡易化されており、EP-776Aが2.5型カラータッチパネル液晶(フリック不可)とカンタンLEDの組み合わせ、EP-706Aは1.44型カラー液晶とボタン類による操作となる。

給紙機構は両機ともフロントトレイに集約。低価格帯のEP-706Aまでもフロントトレイに移行したことは、昨年(2012年)のEP-705Aからの進歩だ。ただし、フロントトレイは二段式ではないので、普通紙とフォト用紙などを変更する場合は都度入れ替える必要はある。

プリントエンジンの基本的な仕様は上位機と大差ない。解像度は5,760×1,440dpi。インクはブラック、シアン、ライトシアン、マゼンタ、ライトマゼンタ、イエローの染料6色構成。ヘッドは各色180ノズルで、最小ドロップサイズは1.5plだ。L判印刷時の公称速度はEP-776Aが約17秒/枚、EP-706Aが約19秒/枚で、上位機よりも若干だが遅い。一方、スキャンエンジンは1,200dpiのCISとなっている。

インタフェースは上位機から有線LANとIrDA(赤外線通信)を省いた格好で、USB 2.0とIEEE802.11b/g/n対応無線LANをサポートする。メディアスロットはメモリースティックDuo/PRO Duo/PRO HG Duo、SD/SDHC/SDXCメモリカード、コンパクトフラッシュなどに対応。また、スマートフォン・クラウドプリント機能は、EPSON iPrint、メールプリント、リモートプリントドライバ、Creative Printが利用できる。

本体サイズと重量は、EP-776AがW390×D341×H138mmで約6.5kg。EP-706AがW390×D338×H163mmで約5.9kg。