エプソンは7日、3LCD方式のホームシアタープロジェクタ「dreamio(ドリーミオ)」シリーズ」の新製品5モデルを発表した。発売日はエントリー向けの小型モデル「EH-TW5200」「EH-TW5200S」が8月29日、上位モデルの「EH-TW8200W」「EH-TW8200」「EH-TW7200」が10月中。

価格はいずれもオープン。店頭予想価格は「EH-TW5200」が90,000円台後半、「EH-TW5200S」が100,000円台半ば。「EH-TW8200W」が320,000円台後半、「EH-TW8200」が290,000円台後半、「EH-TW7200」が240,000円台後半。

「dreamio」シリーズは、投写方式に明るい発色と色再現性の高い、3LCD方式を採用するホームシアター向けプロジェクタ。新製品は、いずれも液晶パネル画素数がフルHD(1,920×1,080ドット)に対応する。ビデオ信号解像度は、60Hzの480i/480p/720p/1080i/1080p、24Hzの1,080p、30Hzの1,080pなど(デジタル入力時)。RGB信号解像度は、SXGA/WXGA/XGA/SVGA/VGA(アナログ入力時)となっている。

EH-TW8200W/EH-TW8200/EH-TW7200

EH-TW8200W

EH-TW8200

EH-TW7200

EH-TW8200WおよびEH-TW8200は、2012年10月に発売したEH-TW8100W/EH-TW8100の後継モデルで、独自の高画質液晶技術「C2FINE」パネルを採用。また、黒領域の光漏れを抑える「DEEPBLACK」技術により、前モデル比で2倍となる最大600,000:1という高いコントラスト比を実現した。

上位のEH-TW8200Wのみ、AV機器向けの無線伝送技術「WirelessHD」に対応。対応トランスミッタをプレーヤーなどに接続して、フルHDの映像もワイヤレスで再生できる。

3機種とも、本体には3Dエミッタを内蔵する。同梱の3Dメガネ(RF方式)を使用することで、3D映像の再生も可能。独自技術「Bright 3D Drive」により、3D再生時の明るさを確保した。

EH-TW8200WおよびEH-TW8200の主な仕様は、投写サイズが30型~300型、コントラスト比が600,000:1、光源が230W。スピーカーは非搭載。映像入力インタフェースはコンポーネント×1、miniD-Sub×1、HDMI×2(1つはMHL対応)、コンポジット×1。本体サイズはW466×D395×H140mm、重量はEH-TW8200Wが約8.6kg、EH-TW8200が約8.4kg。消費電力は最大350W。

EH-TW7200では、上記仕様から、コントラスト比が120,000:1、重量が8.4kgに変更となる。

EH-TW5200/EH-TW5200S

EH-TW5200

EH-TW5200は、1,920×1,080解像度のフルHDプロジェクタのエントリーモデル。EH-TW8200Wなどと比べわずかに小さく、オプションの3Dメガネと組み合わせ、3D映像の再生も可能。EH-TW5200は本体のみ、EH-TW5200Sは80型スクリーンとのセットモデル。

EH-TW5200の主な仕様は、投写サイズが34型~328型、コントラスト比が15,000:1、光源が200W。スピーカーは2W×1。映像入力インタフェースはminiD-Sub×1、HDMI×2、コンポジット×1。本体サイズはW297×D247×H105mm、重量が約2.8kg。消費電力は最大300W。

EH-TW5200Sのセットスクリーンの主な仕様は、アスペクト比が16:9、本体サイズがW1,831×D380×H1,066mm、 重量が約3.3kg。設置時の高さは最大1,840mm。