SNSで「いいね! 」やコメントがつくモテモテな投稿の秘訣は写真。「では早速、スマホで撮影して投稿」…… ちょっと待って! モテ写真には被写体や撮り方に法則が。女性ライターがSNSで人気を博すためのヒケツを追求し、紹介したいと思います。今回は「スマホで写真を撮る時に注意したいこと」について。

素敵な写真を撮ってSNSでモテたい、というコンセプトの「スマホ写真モテ部」。Facebookでアピールできるリア充成分がなくても、そこは写真の力で素敵と言われたい。そんなわけで、パッと撮れてキレイなスマホ写真のノウハウを紹介していきたいと思います。さて、今回のテーマは「スマホの写真でやってしまいがちな失敗と対策」。いい被写体を見つけてスマホをで撮ったものの見てみると何が写っているのか分からない写真や、プレビューで見た時は良くてもSNSにアップしたらトホホだったなんてことはよくあるもの。どうしてそんなことが起こってしまうのでしょう。

スマホで撮影したら写真がブレていた?

スマホを出してカメラを起動。一枚撮って、そのままSNSにアップ。後でPCで自分が撮った写真を見なおしてみたらブレていて残念なことに。こんなことありませんか? 実はスマホで撮影するとブレやすいのです。というのも、デジカメは本体の脇と下を両手で持ってシャッターを押すのに対し、スマホのほとんどは片手で持ってもう片手で画面を押してシャッターを切るものがほとんど。撮影の時にグラつくのでブレやすいのです。

対策としては、撮影時に脇を締め、画面をタッチする手の親指でスマホ本体の下面を支えること。また、テーブルなどがあったら、そこにヒジをついて体を支えながら撮影するのもひとつの方法。そして、シャッターを切る時は画面をタップするのではなく、そっと触ってシャッター音が終わってから指を離すようにするとブレにくいのです。

撮影時、画面をトンとタップしてしまうのはブレの原因に。やさしくそっと触る感覚で

飲み会の写真、何が写っているのか分からない?

雰囲気がいいレストランで飲み会をやって、料理や参加者、会の様子を撮ってアップしたのはいいけど、画面が暗いもしくはベタッとしていたなんてことがあります。実はスマホのカメラは暗いところを撮るのが苦手。人間の目で見て見えているものでも、スマホの写真では何が写っているのかわからないことも。暗めのロケーションを撮影する時、以下の対策を試してみましょう。

・スマホの画面の暗い所をタッチしてから撮る

多くの機種で、画面タッチすることで写真の明るさを調整できる機能を搭載しています。撮影する時、スマホをかざしたら画面の一番暗い部分を触ってみましょう。画面全体が明るくなったらオーケー。

・明るさ(EV)補正を活用

EVとは露光の値のこと。スマホのカメラに「明るさ(EV)補正」がついているものは、EVを上げることで写真が明るくなります。また、フォトギャラリーなどに保存されている撮影済み写真は、「きれいカメラ」などのアプリを使えば明るさを補正することができます。

左から補正なし、画面の暗い所をタッチして撮影、明るさ補正して撮影、フラッシュを使用して撮影。フラッシュを使うとトーンが不自然になることも

アプリ『きれいカメラ』なら、暗い写真も後から補正できます

写ってはいけないものが写っていた?

一時期SNSで話題になった投稿で、かわいらしい女性アカウントが自分で撮った写真をアップしたものの、写り込みから撮影者が男性だとバレてしまった、というものがあります。そんな極端な例でなくとも、スマホのプレビューで見てイイ感じだった写真をアップしたところ、PCで見たらボケた写真だったなんて失敗が。

スマホのプレビュー画面は小さいので写真の問題を見落としてアップしてしまうことがあるのです。ボケた写真だけならまだしも、写ってはいけないものが写っていると、個人情報漏洩につながる場合もあります。アルバムに収録されている写真はピンチすることで拡大縮小が可能。アップする前にアルバムでチェックする習慣をつけましょう。

スマホの写真のよくある失敗の主な3つ。「自分は写真下手」と思っている人も、実はこの3つを改善するだけですぐによくなるケースが。撮影とアップ前のちょっとしたアクションで、SNSを見た人から「何だ? この写真」と思われずに済みます。ぜひお試しを。