米Hewlett-Packard (HP)が中国の北京で開催した製品発表イベントで、21.5インチの大型Androidタブレット「Slate 21」を発表した。タブレットとして使えるほか、キーボード/マウスを接続してデスクトップPCのように使うことも可能。家族やグループで共有するデバイスとして設計されており、Googleアカウントを使って最大5つのユーザー環境を切り替えられる。価格は399ドル。

背面のヒンジを使って本体に15度から70度の角度をつけられるほか、VESA規格に準拠したアームやスタンドも使用できる。21.5インチのタッチスクリーンは、フルHD (1920×1080)対応のIPSパネル。SoCはTegra 4。内蔵ストレージは8GBだが、SDカードスロットを使って拡張可能。またUSB 2.0ポートを3つ備えており、外付けHDDドライブやSSDストレージを接続できる。DTSサウンド、Wi-Fi Directをサポートする。

Androidプラットフォームは、Android 4.2.2 Jelly Bean。リモートデスクトップ・アプリのSplashtop 2 HDがプリインストールされており、Windows PCやMacにアクセスできる。