ジャストシステムは18日、同社の日本語ワープロソフト「一太郎」シリーズにおける脆弱性を回避するアップデートモジュールを公開した。

脆弱性は同社が5月10日に確認したもので、悪用されると任意のコードが実行される危険性があるというもの。JPCERTコーディネーションセンターと独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が運営する「JVN」では、「JVN#98712361」として発表している。

影響を受ける製品は、一太郎2013 玄をはじめ過去の一太郎シリーズまで広く、Webページには同社製品それぞれのアップデートモジュール、セットアップ手順の概説やサポート用の窓口も設置しており、該当製品のモジュール導入を強く推奨している。